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【韓国人】「韓国は事実上の経済植民地だった…」　株式7兆席巻した外国人…74％が長期投資型、米国系

韓国の株式市場が熱く盛り上がっている。

コスピ指数は11日、2296.37で過去最高を更新した。

6年ぶりに開いたコスピピークは、外国人の強い買いのおかげだった。

外国人投資家は年初以降、有価証券市場で7兆ウォンを超える韓国の株式を買い入れた。

同じ期間、国内株式型ファンドでは4兆5000億ウォン、国内株式は9兆ウォン以上を処分して手を引いている個人・機関とは対照的だ。

外国人が保有している国内株式市場の時価総額は12日の終値基準547兆ウォンで過去最高値だ。

外国人の「バイ・コリア（Buy Korea）」は、なぜ、そしていつまで続くだろうか。

◇外国人、韓国株式を一人で買収中

2008年のグローバル金融危機以降の2009～2010年に外国人は、韓国の株式を21兆～30兆ウォンずつ買い集めた。

しかし当時は、米国などの先進国が金利を下げるなど金融を緩めて現れた流動性市場の勢いであった。

一方、最近現れているの外国人の、新バイ・コリアは世界的な景気拡大に伴う実績市場に基づいているという分析が出ている。

昨年コスピ・コスダック上場企業の純利益は、初めて100兆ウォンを突破した。

昨年11月以降韓国の輸出は6カ月連続で増加するなど、今年は昨年より良くなるとの見通しが多い。

チェジュンチョルVIP投資顧問の代表は「世界的な景気回復に賭け資金を中心にマネームーブが起きている」とし「資本市場仕手グローバル年金基金は、株式を増やし債券は減らすように資産配分計画を変えている」と述べた。

金融当局によると、今年の「バイ・コリア」を主導した資金は、断然米国系であり、全体の80％を占めている。

米国系資金は、主にファンドを通じて流入されるが、株価底買収を好む長期投資性向が強い。

一方、ケイマン諸島やルクセンブルクなどタックスヘイブンを介して入ってくる資金は、ホットマネー（短期投資性資金）に評価される。

韓国だけでなく、他のアジアの新興国でも、外国人の資金が集まっている。

14日ミレアアセット待遇によると、年初以来、過去12日まで韓国・台湾・インド・タイ・インドネシア・フィリピンなどのアジア6カ国の株式市場に流入された金額は、232億ドル（約26兆ウォン）に達した。

昨年1年間の買収額である259億ドルに迫る金額だ。

イ・ジンホミレアアセット待遇研究員は「世界景気回復期に安全資産を減らし、リスク資産を拡大する過程で、投資家がリスク資産とされる、アジア新興市場の株式を買い入れたため。」と分析した。

世界経済は長い不振から脱し、本格的な回復局面に入っている。

国際通貨基金（IMF）は、先月、今年の世界経済成長率見通しを3.4％から3.5％に上方修正した。昨年の成長率（3.1％）より0.4％ポイントも上昇した数値だ。

◇精一杯高まった外人の割合、両刃の剣

しかし、大幅に高まった外国人投資家の割合に警戒の声も高い。

去る12日基準有価証券市場で外国人投資家の割合は、36.42％を記録した。

1年ぶりに3.51％ポイント増え、最近10年以内の最高水準である。

時価総額上位10社の外国人保有比率は平均43.8％でより高かった。

代表株サムスン電子の場合、外人の割合が50.55％であり、2位SKハイニックスは51.28％、3位現代自動車も46.15％に達した。

ヤンヘジョンベスト証券研究員は「外人が世界的な景気に大きく左右される輸出中心国である韓国を集中買収している。」とし「外国人主導市場が強いと見る今年、史上最高値を撮る種目は主に輸出大型株。」と説明した。

しかし、外国人の割合が大きく高まっただけに、小さな悪材料も出ている。

彼らが方向転換すれば市場は以前よりも酷く揺れる可能性がある。

米国が予想よりも金利を早く上げるか、原油価格が急落したり、韓半島の地政学的リスクが高くなるか、という状況が悪材料になる可能性もある。

また新政府の景気浮揚政策が期待に満たない場合も、外国人の資金流出が起こるかもしれない。バクチュンヨウン証券研究員は「最近、外国人買いは市場全体ではなく、一部の業種に集中しているが、実績が期待に満たない場合、買収強度が弱まる可能性が高い。」と述べた。

国際金融センターも最近出した報告書で、「世界の株式市場がまだ過熱レベルではありませんが、後半に行くほど調整圧力が大きくなる可能性がある。」とし、北朝鮮の核変数と対中交易支障、新政府政策の不確実性、米国の金利引き上げなどを変数として挙げた。

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