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韓国人「サムスンも…自分の罠に閉じ込められた『シャープ王国』の崩壊」　技術力盲信と無謀な投資「間違った出会い」

■技術力盲信と無謀な投資「間違った出会い」…自分の罠に閉じ込められた「シャープ王国」の崩壊
日本の製造業の象徴だったシャープが没落した原因は何だろうか。シャープが先月末経営悪化に耐えられず、台湾の電子メーカーフォックスコン（ホンハイグループ）と売却交渉に突入しながら、この企業の失敗の原因を検索する様々な試みが行われている。
日本の<読売新聞>は、先月26日から「シャープの選択」というタイトルで、この会社の失敗の理由を振り返る5回企画シリーズを出した。日本の書店にはシャープの失敗の原因を分析する様々な経営関連書籍が売られている。
日本人にシャープは独特の芳香を呼び起こす製造企業として挙げられる。 1912年に創業したシャープが、今の名声を得たきっかけは、1915年に「シャープペンシル」という名前のメカニックペンシル（シャープペンシル）を発売してからだ。シャープは、その後この会社の名前になり、今でもシャープペンシルの代名詞として使われる。
■シャープの歴代社長と液晶部門業績推移
シャープの企業体質はこの会社を創業した早川徳治（1893〜1980）の独特の「技術論」に要約される。早川は生前に「無駄に規模を追わず、誠意と独自の技術を持って幅広く世界の文化と福祉の向上に貢献する」という経営理念を明らかにしたことがある。このような技術論に基づいて、シャープは1953年、日本初の白黒テレビ、1973年には世界初の液晶（LCD）表示の電子計算機を発売する。 「液晶のシャープ」という、破られないように見えた伝説の始まりだった。シャープはその後の成長を重ね、2001年に世界の液晶テレビ市場でなんと79.4％のシェアを記録する。同じ期間韓国サムスンのシェアは1.3％にとどまっていた。
日本ではシャープが崩壊した原因を技術の盲信と無謀な投資の2つのことを挙げる。
シャープの技術盲信をよくあらわす言葉は、「ブラックボックス」である。シャープは、自分たちの優れた技術力を過信して世界の市場の流れを読み、それに合わせた製品開発と市場開拓することを怠った。シャープと呼ばれる外部から覗くことができないブラックボックスの中で、液晶の生産からテレビやスマートフォンなどの最終製品を生産する「垂直統合」モデルを完成したものである。このような経営戦略は、2000年代初頭には、大きな成果を上げ、三重県亀山工場で生産されたアクオス（AQUOS）モデルは、全世界で飛ぶように売れていく。北米市場の注文が殺到し、1台あたり送料が6万円（63万ウォン）かかるような45インチの大型テレビを飛行機に乗せて送ることもあった。
2000年代に入り、状況が変わり始めた。世界の製造業の流れが世界各地で安価な部品を買い入れて、汎用製品を生産する「水平統合」モデルへと進化したのである。それと一緒に韓国と中国企業の大躍進が始まった。 2006年14.6万円であった液晶テレビ一台の平均値が2012年8月4.9万円に落ちる。
しかしシャープは、過去の成功にのっとって、2007年、大阪堺に4300億円をつぎ込んで60インチの高級モデルを生産する大規模な工場を新設する。すぐに起きたリーマンブラザーズ事態にシャープの業績は急転直下した。その後も、大小の経営ミスを重ね、2012年には液晶部門だけで1389億円（1兆4789億ウォン）という天文学的な営業赤字を記録することになる。
【シャープ「液晶敗戦」の教訓】という著書を書いた田中幸彦立命館アジア太平洋大学教授は、読売新聞とのインタビューで、「良い製品を作成すれば売れるという、技術信仰に陥っていた日本は世界で孤立した。これはシャープだけではなく、日本の他の電子産業の問題でもある」と指摘した。

http://kankokunohannou.org/blog-entry-4434.html

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＜韓国人の反応＞
・シャープといえば電子辞書が一番最初に思いだされる。
・シャープペンシル電子辞書、電子計算機のベルトのバックルを世界に先駆けて発明した素晴らしい企業だった・・・残念。
・だからこそ必要なのは人文科学。
・だから、ジョブズが天才と呼ばれたってこことだ。それ以外に言葉は無い。
・時代に合わせて進化していない場合潰れるってこと。誰でも知ってることだ。
・韓国だったら国民の税金で生かすだろうね。
・良いモデルを作って潰れたわけじゃないだよ。過去に安住して、より良いモデルを出せなくて潰れただけ。スティーブ・ジョブズ死後のアップルが、同じ道を行く確率が高い。
・シャープ…この間、15年前の高校入学時に買ったシャープ関数電卓があって触ったら、電源が入って動作も良い。技術力はまじで最高でした。
・あまりにも職人技なく、商売根性だけの私達のメーカーも本当に問題だと思うけどね。
・サムスンやLGなどの大企業も油断しないでください。このような形となることは当然あるんだから。
・日本若者の間では、入社したい企業のTopにランクされるのがシャープだったが、そのような意味で見た時、今回のシャープの引き受けの件は日本国内で非常に衝撃が大きい事件だろうね。
・結論は、サムスンも一日で滅びることもあるので徹底的に準備しろということだ。
・日本は韓国に技術伝授したから後頭部を殴られて企業が崩れる。韓国も気を付けろ。中国に奪われるな！
・技術力の良い技術者の時代ではなく、ビジネスマインドで武装した技術者の時代ってことだ。
・シャープは資本主義という本質を知らずに、無条件な優れた製品を追求した職人企業だったんだよ。
・日本の長所である匠の精神は本当立派だったが、日本人特有の過度な信念と意地が疎通の不在を産んだんだろうね。それによって優れた実力と努力にも関らず、自ら孤立する結果を産んだ。これは日本人たちに唯一多い、引きこもり現象と似ているね。