我無ちゃんねる～ニュースなび～

　8日午前5時15分ごろ、福岡市博多区博多駅前2丁目の市営地下鉄七隈線延伸工事現場で、地上を通る市道（はかた駅前通り）が陥没した。穴は縦横約30メートル、深さ約15メートルまで広がり、市は同日午後、特殊な土で埋め戻す作業に着手。市交通局は掘削工事が原因とし、高島宗一郎市長が記者会見で謝罪した。九州運輸局は同日夜、市交通局に警告書を渡し、立ち入り検査を行った。現場近くの建物4棟には避難勧告が出ている。

　市交通局によると、現場では七隈線の天神南－博多駅間（約1・4キロ）の延伸工事が行われ、地下25メートルで高さ4〜5メートル、幅9メートルのトンネルを掘削作業中だった。午前4時25分ごろ、上部の土砂が崩れ始め、同5時ごろには大量の水が流れ込んできたため、作業員9人が地上に避難し、陥没を確認して110番した。県警によると、事故による直接のけが人はいなかった。

　現場はＪＲ博多駅から西へ約250メートル離れたオフィス街。当初、市道の両端に2カ所の穴が開き、徐々に広がって5車線全体が陥没した。下水道管が損傷し、大量の水が流れ込んで陥没箇所にたまった。

　市交通局によると、埋め戻し作業は4日程度かかる見通し。高島市長は「前代未聞の起きてはならない事故。市民に多大な迷惑をかけ申し訳ない」と謝罪した。市は現場一帯に避難勧告を出し、一部は解除された。

　市営地下鉄の沿線工事を巡っては、過去に2回、陥没事故が起きている。九州運輸局は「計画通り施工していたかや、2年前の事故を対策に生かしていたかなどを調べる」としている。

ガス、下水管破損一時800戸停電

　福岡市営地下鉄七隈線の延伸工事現場で発生した陥没事故に伴い、現場の福岡市博多区で最大約800戸が停電したほか、ガス管や下水管も破損して復旧のめどが立たないなど、市民生活に影響が及んだ。

　陥没現場の市道の地下にはライフラインが集中していた。九州電力によると、送電線が損傷して停電が発生。別ルートからの送電に切り替えて徐々に復旧し、午後11時現在、博多駅周辺の7施設に減ったという。

　ＪＲ博多駅では新幹線ホームを中心に停電した。非常用電源で対応したが、午後1時前には機器がオーバーヒート。ホームのビデオモニターが使えなくなり、目視の安全確認に時間がかかったため、山陽新幹線で上下線計17本に最大35分の遅れが出た。非常用電源は午後6時に、構内の停電も同9時20分に復旧した。九州新幹線や在来線、市営地下鉄などには大きな影響がなかった。

　博多バスターミナルは全館が停電。非常用電源で対応し、事故現場を通る2路線は迂回（うかい）して運行した。約2・5キロ離れた福岡空港国際線ターミナルも一時停電したが、搭乗手続きに支障はなかった。

　現場付近ではガス漏れが発生し、西部ガスは周辺施設への供給を停止するなど対応に追われた。下水道管も破損し、福岡市は使用を最小限にとどめるよう周辺住民に呼び掛けている。

　ＮＴＴ西日本の通信ケーブルも損傷したとみられ、一部で電話やインターネットが利用できない状態が続いている。

http://qbiz.jp/article/97661/1/

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動画掲示板 No13328

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エンアカーシャ

16/11/09(水) 11:46:44

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陥没の断面を見る限り、
鉄骨での補強が無かった、
周辺ビルや、コンビニの下も、土台が伸びていなかった、

立体的な、鉄骨の差し込みは、必須、
山崩れを、山林の根っこが防いでいる感じで、有ってる、

熊本地震で、市街地下に、亀裂が入った可能性も有る、
全面工事を、予算無視で、強行する必要が有る、

地下を鉄骨だらけにしないと、陥没くらいでは済まない。

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