我無ちゃんねる 〜ニュースなび〜

10日の朝鮮日報、「『日本の侵略・慰安婦強制動員…あったことについて、
なかったふりをしてはいけない』」という記事に出てきた村山氏と河野氏の発言は、
多くの韓国人に失望を抱かせるレベルであろうと思われる。
二人は「日本が朝鮮を侵略し、韓半島で慰安婦を強制連行した」と言わなかった。

記事内の村山氏と河野氏の発言をそのまま反映するなら、記事のタイトルは、
「『日本の中国侵略・オランダ慰安婦の強制動員あったことについて、
なかったふりをしてはいけない』」としてこそ正確である。
記事に出てきた二人の発言はこうだ。

村山
「日本軍が中国を侵略したこと、韓国を植民地支配したことは、
歴史的事実である。率直に認めなければならない。日本がロシアと戦争をして、
満州で満州国を建てたことについては、侵略という以外の表現を使うことができない。」

河野
「慰安婦は、本人の意思に反して募集されて管理された。嘘で騙されて連れていかれたこともあるし、
最近安倍首相が言ったように、人身売買された場合もある。
本人の意思に反した場合が多かったという点は明らかである。このようにして募集されたあとは、
明確に強制的に連行された。軍が準備した輸送手段を使って移動したことなどを見れば分かる。
インドネシアでオランダ人女性が連行された事件を見ても、『強制動員の事実がない』とは絶対に言えない。」


中国への行為は侵略だが、朝鮮への行為は植民地支配に該当するというように、村山氏は区分したのである。
侵略と植民地支配は根本的な違いがある。
当時、中国と朝鮮は同じように日本のために苦労したが、朝鮮の場合は、すべての構成員が
日本国籍で生きていたという点などにおいて、中国とは最初から大きく異なっていた。
記事内の発言をみれば、「日本が侵略したのは中国であり、朝鮮は植民地支配した」に帰結される。

最終的に村山氏の発言は、多くの韓国人の既存のパラダイム（「日本が朝鮮を侵略」）
に挑戦する「残念な発言」と見ることができる。

河野氏の慰安婦関連発言で、Factとして確認されているのは、当時戦場だったインドネシアで、
オランダの女性が連行されたということ（強制連行）だけである。
一方で、当時の韓半島の中で発生したことについては、事実上推測だけだ。

彼の発言はすべて、「〜の場合もあり、〜の場合が多かった。〜などを見れば分かる。」という式である。
特に、「オランダ女性の連行された事件を見ても、強制的な動員の事実がないとは絶対に言うことはできない。」という発言は
、韓半島内での強制連行の客観的証拠が皆無であるという現実を反映している部分である。

決定的な根拠（証拠）が確保されない限り、韓半島内でのいくつかの強制事例（被害者の証言）だけを持って、
「日本軍が韓半島で組織的に慰安婦を強制連行した」と主張するのは、「一般化のエラー」に該当する可能性が大きい。
いくら日本が嫌いでも、ないことをでっちあげて反日することはできないはずである。


結論として、今回の朝鮮日報の記事のタイトル（「『日本の侵略・慰安婦強制動員…あったことについて、
なかったふりをしてはいけない』」）は、読者に誤解を抱かせる可能性が大きい。

そのため、ため、「『日本の中国侵略・オランダ慰安婦の強制動員あったことについて、なかったふりをしてはいけない』」
のように、正確に書くのが適切である。
もしこれが嫌なら、「『日本の侵略・慰安婦強制動員…あったことについて、
なかったふりをしてはいけない』」のような書き方が代案としてありえる。

反日も、「常識と合理性が確保されている」（「理にかなっている」）ライン（線）でしなければならないし
、そうしてこそ国際社会などが呼応してくれるものである。

バンダービルド

引用ソース
https://www.chogabje.com/toron/toron22/view.asp?id=128975&cpage=2&no=112946