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（ソウル=連合ニュース）今年の韓国の経済成長率の予測値は、ますます低くなり、世界的な金融危機の影響を受けた2009年以来、6年ぶりに最低水準に低下するという見通しが出ている。

◇韓国の経済成長、6年ぶりに最低展望

21日、世界の金融市場によると、韓国経済成長率見通しがますます低くなっている。

韓国の国内総生産（GDP）伸び率見通しは、7月中旬3％より下に落ちて続け落下した。

過去17日基準海外金融機関36所が提示した韓国の経済成長率は平均2.5％である。

これは、金融危機以降、最も低調な成長率を見せた2012年（2.3％）と同じ数値だ。

野村とIHSエコノミクス、ANZ銀行、ウェルズ・ファーゴの予測値は、それぞれ2.2％であった。

野村など5つの機関の見通しが当てはまる場合、韓国経済は世界金融危機の衝撃に揺れた2009年（0.7％）以来6年ぶりに最低成長をすることになる。

下半期残りの期間に輸出不振がひどくなって、中国景気の減速速度が速くなると、成長率はさらに下がることもある。

最近モルガンスタンレーは、来年の韓国の成長率見通しを3.2％から2.2％に1.0％ポイントも下方修正した。

◇輸出・内需同伴不振...取り除かれていない外国悪材料

韓国経済が不振の沼に陥ったのは、輸出と内需の同伴不振のために分析される。

特に、経済の支えだった輸出が今年に入って着実に減少していることは深刻な問題だ。

韓国の輸出は8月に14.7％（前年同期比）やラインながら、世界的な金融危機が発生した直後の2009年8月（-20.9％）以来6年ぶりに最大幅で下落した。

今年ずっと円安に苦しめられた韓国の輸出は8月に入って、中国人民元安の攻勢まで受けなければならない。

原油価格急落も韓国の主力品目である石油製品の輸出額の減少に一役買った。

中国が韓国の最大の貿易相手国であるという点で、中国の経済不振が韓国の輸出にも悪影響を及ぼした側面が強い。

モルガン・スタンレーは「韓国の輸出の成長エンジンが消えた」と「構造的な問題による輸出不振が予想よりも長くなりそうだ」と説明した。

特に、中国企業の技術の発展に韓国の輸出の長さより防がれた状況にも直面した。

中国の韓国製品への依存度が低くなり、中国産の製品が世界市場で韓国製品と競合することになる時代が来たのだ。

輸出不振に続いて、内需さえ存続していない。

中国景気の不安は相変わらずのうえ、新興国の危機も「慢性疾患」のように、世界経済を苦しめている。

焦眉の関心事だった米国の基準金利が今月凍結を決定され、世界経済の危機感は増幅された。

米国が経済回復にも金利を凍結したことは、それだけ世界の景気を悪く見たものと解釈され、市場に不安要因として作用する可能性が大きい。

韓国開発研究院（KDI）も韓国の潜在成長率が2020年半ばに2％を割ると予想した。

中国をはじめとする世界景気の鈍化懸念が大きくなる状況で韓国の潜在成長率は、経済機関の見通しよりも速い速度で下落することもできる。

イグンテ研究員は、「中国経済のハードランディングと関連した市場コンセンサスがなされなかった状態なので、韓国の潜在成長率は、ハードランディングのシナリオが反映されなかった」とし「中国経済が予想よりも悪くなった場合、潜在成長率はさらに下がる余地がある」と述べた。

専門家は、下落傾向の潜在成長率を高くするには、雇用率を高め、投資の活性化などの対策が必要だと口をそろえた。

この研究員は「青年雇用を高め出生率を高める政策が重要である」とし「世界経済の流れに合わせてサービス産業を拡大して内需を活性化することも必要である」と指摘した。